[カメラ用語解説]焦点距離とは

用語解説

焦点距離とは画角、つまり写る範囲を表します。単位はミリ(mm)で、数字が大きいほど遠くのもを大きく捉える、つまり望遠に、数字が小さいほど近くのもを大きく捉える、つまり広角になります。

焦点距離によるレンズの分類

一般的に

  • ~35mmは広角レンズ
  • 35~80mmは標準レンズ
  • 80mm以上は望遠レンズ

と言われています。

ちなみに人の目の焦点距離は約50mmなので、標準レンズだとちょうど普段見えているような画角での撮影となります。

焦点距離の違いによる影響

一般的に焦点距離が大きいほど

  • 被写体が拡大される
  • 暗くなる
  • レンズが大型になり、重くなる
  • 手ブレが目立ちやすくなる
  • 背景のぼけが強くなる

といった特徴があります。

焦点距離の確認方法

確認方法は主に

  1. レンズの端を見る
  2. ファインダーを見る
  3. モニター(液晶)を見る

があります。ただし、ファインダーや液晶に焦点距離が表示されないカメラもあります。

焦点距離が変えられるレンズと変えられないレンズ

カメラのレンズは

  • 焦点距離が変えられるズームレンズ
  • 焦点距離が変えられない単焦点レンズ

の2種類に分類できます。

違い・使い分け方

  • ズームレンズは安価で、焦点距離を変えることができるので、撮影場所に囚われる必要が無いです。
  • 単焦点レンズは高価ですが、F値をかなり低くすることができ、ボケ感のある写真や光量が少ない夜間の撮影に向いています
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