AFとは
AF(オートフォーカス)とはカメラが自動でピントを合わせる機能のことです。デジタルカメラにはほぼ全てに備わっています。
主なAFの種類
- ピント固定
一度ピントが合うとピント位置を固定します。ピント位置を変えるにはリセットする必要があります。 - 被写体追尾
ピントを被写体に合わせ続けます。 - ピント固定と被写体追尾自動切り替え
被写体の動きに応じてモードを変えます。
被写体検出設定(検出する被写体)とは
被写体検出設定とはどの被写体を優先的にピントを合わせるかの設定のことです。代表的なものとして以下のものがあります。
- 人(人物)
- 動物(昆虫含む)
- 鳥
- 昆虫
- 乗り物
- 飛行機
- 鉄道
- 車
高価なカメラだと人、動物、乗り物とただ3つに分けず、細かく鳥、昆虫などと分けることが多いです。
便利な親指AFとは
AFの撮影は通常シャッターボタンを半押ししてピントが合ったらシャッターボタンを深く押して撮影することになるのですが、この場合、シャッターボタンを押すとピントがリセットされ、もう一度ピントを合わせる作業が必要になります。
そこで便利なのが「親指AF」というもの。
これはカメラ背面(液晶側)の右上にある「AF-ONボタン」や「*ボタン」などにAFの機能を割り当て、シャッターボタンはシャッターを切るだけの機能にさせ、ピントを合わせ続けることができる技です。
親指で「AF-ONボタン」や「*ボタン」を押してピントを合わせ、人差し指でシャッターボタンを押して撮影します。
初期設定だと「親指AF」が使えない事が多いので自分でカスタマイズする必要がありますが、便利なのでおすすめです。
MFとは
MF(オートフォーカス)とは手動(レンズのフォーカスリングという部分を回す)でピントを合わせる機能のことです。デジタルカメラで無くてもMFはあるという場合が多いです(デジカメにもあります)。
AFとMFの切り替え方
これはボディー(カメラ本体)やレンズによって違うのでパターンを紹介します。
- レンズについているAF/MF切替スイッチを使う
- ボディーについているAF/MF切替スイッチを使う
- レンズとボディーのAF/MF切替スイッチをどちらも使う
- レンズのフォーカスリングを前後に動かす
AFとMFの使い分け方
ズバリ、以下の際はMF、それ以外はAFで大丈夫です。
- 夜間、暗いところでの撮影
- ミリ単位のピントを調節が必要な撮影
- 長時間の三脚等を使った撮影